福祉を考えて共生(ともいき)を目指す ~音楽は出会い~ レポート2 - うた三線奏者にいじゅん 公式サイト

2011年11月4日

引き続き、未来を築いていく
高校生からのコメントをご紹介します。
Mさん(女性)
私は、将来児童福祉を学び、児童養護施設で働きたいと思っているので、にいさんが施設で体験したこと、学んだことを聞けたので良かったです。
普通に挨拶をしただけでは、返してもらえなかったけど、三線でメロディーをつけたら、反応があったと言う話から、~中略~ 楽器を弾くことは難しいけど、手や体に動きを加えて話をすることで、少し変わってくるかなと思いました。~中略~ 三線の演奏は『ひめゆり』のことを歌った歌がとても感動しました。戦争は体験していないので想像ができないけど、大きな戦争があったから、今、平和を考えることができているんだと思います。また、沖縄に行って、もっともっと沖縄のことを知りたいなと思いました。
Yさん(女性)
二時間というとても短い時間でしたが、とてもいい、楽しい講演が聞けて本当に良かったです。
にいさんが、演奏される三線は、とても心に響き、あったかい気持ちになり、沖縄にいるような感覚でした。また、音楽はとてもいいものだと思いました。直接相手に言えないことも、歌や楽器を通じてなら、想いが伝えられるものだと思いました。音楽は人と人をつなぐ、また、距離が縮められるすばらしいものだと思いました。
~中略~ 今回、読まれた『ねたきりになったおとのさま』では、人は必ず助けてくれる周りの支えがあり、でも自分でできるとこまで、相手に手伝ってもらうのではなく、自分にできることを精一杯やることが大事だと思いました。だから、お年寄りや子どもたちのサポートを全部するのではなく、本当にできないことを手助けするお手伝いさんであり、味方になって支えてあげるものだと思いました。また、コミュニケーションはとても大事だと思いました。最初はどのように会話したら良いかわからなかったけど、だんだん楽しくなり、最後には話せるように、なっていました。また、自分の話をするだけでなく、相手の話も真剣に相づちをうちながら聞くことで、相手も話しやすくなり、また信頼関係にもつながると思いました。短い時間の中で、たくさん気づかされることがあり、本当にいい講演でした。
高校生の気づきから、
私たち大人が学ばなければならないことが
たくさんありそうです。
また、レポート3まで
ご紹介したいと思います。
管理人