障害者の自立と社会参加を目指し

2012年6月14日 サイト管理者

ゼスト御池かわら版第6号(2012年5月31日発行)より
特定非営利活動法人「京都ほっとはあとセンター」は、
障害者の自立と社会参加を促進することを目的に、
平成7年に京都府・京都市協調の下に作られた組織です。
京都駅ビルに「ハートプラザKYOTO」、観光地嵐山に「ぶらり嵐山」などを
常設店舗として設置し、
障害のある人が製作した製品の販売と普及を行っています。
(全国の公募により施設で作られた製品を「ほっとはあと製品」と呼んで販売しています。)
取り扱っている製品は、
自然の良さを活かした食品や、ひとつひとつの想いを込めたさをり織など、
日常生活用品から記念品、贈答品まで、
手作り感いっぱいのモノを豊富に取り揃えています。
ところでみなさんは、
作業所などで働いている障害のある方のお給料がいくらか知っていますか?
施設によって様々ではありますが、
平均して月額で約14000円と言われています。
地域で、経済的にも自立をしていく豊な暮らしをしていくには、
ほど遠い状況があります。
そんな状況を少しでも知って頂けたら幸いです。
また製品を手にとってもらい「ほっとするあたたかさ」を
感じてもらえればと思っています。
ものづくりのまち・京都で、やさしさとぬくもりのある社会の実現に向け、
ここ「ゼスト御池」が、その拠点となり、
発信できていけたらと願っています。
特定非営利活動法人 京都ほっとはあとセンター
事務局次長 生田 一昭 さん

画像

↑ にいじゅんさん と 生田一昭さん ツーショット
(ゼスト・ざ・ほっとはあとWITH学生祭典より 2012.6.9)
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