三線の生徒さんの作文より

2015年3月13日 サイト管理者

にいさん三線教室に通われている生徒さんより
お便り(作文)を預かりました。
以下、引用します。
「沖縄三線と私」
私が沖縄三線と出逢ったのは、遠い沖縄ではなく、
近いK村の山国でした。
こんな近くに三線の先生がおられるのを知ったのは二年前、
実際には見たことも触ったこともない三線になぜか心が惹かれ、
早速沖縄三線の師匠にいじゅん先生の門を叩いていました。
先生は快く受け入れてくださって三線との付き合いが始まりました。
三線教室は月に一度で、あとは自主練習です。
沖縄三線は歌三線とも言って、
歌が5割、三線が3割、気持ちが2割と教わりました。
歌が苦手な上に、
沖縄の方言が難しくて歌詞を覚えるのも一苦労です。
楽譜はドレミではなくて、
工工四(クンクンシー)といって、
漢字一文字で絃の位置が示されます。
工工四を見ると漢字が並んでいるだけで、
リズムもメロディも想像がつきません。
チューニングさえもうまくいきません。
そうなると、だんだん自主練習がおっくうになっていました。
そんな昨年の7月、
先生が上達しない私に
サマージョイントコンサートに参加しなさいとおっしゃいました。
即答でお断りしましたが、参加した方がいいと強く勧められたので、
仕方なく参加しました。
そして自分の未熟さがとても恥ずかしくなって、
うまくなりたいと強く思い、
それから毎日練習するようになりました。
サマージョイントコンサートは、
私にとって、ちょっとした試練でした。
向上する為には、
こんな経験も大切だと先生は教えてくださったのでしょう。
少しづつ三線が弾けるようになると、
だんだん楽しくなってきて
弾かない日は
何か物足りない気がします。
今日も沖縄の青い海を思い浮かべながら
楽しく三線を弾いています。
三線の生徒Aより
管理人
上記の作文を受け取り、
そのまま掲載しました。
教室の皆さん継続がチカラですので、
頑張ってください。