科学的・ICF・脳や身体、精神、知的のことについて
客観的事実の把握はできて、
それにこしたことはないけども、
一人ひとりの主観的事実における
人の理解は難しい。
その一人ひとりの価値観を認めつつ
専門的といわれる知識と関わり方をもって、
重度な障がいがある方や
認知症の方と接するでは意味があるけども、
人・命の視点からすると、
全てを科学的な根拠におとしこむことは
随分と無理があるのではないだろうか。
人が好きなことに理由がいるのかな
なんでも原因と究明に結びつけることが
ほんとに素晴らしいことで、
人らしさといえるのかどうかを
理解したうえでの関わりが大切だと思う。
こう見えても
数多くの色々な方と接し、
介護福祉士教員時代のわだかまりとして
(教科書にかかれていることも大切で基本だろうけども)、
それをそのまま声を大にしているだけでは、
倫理観や道徳観等は養えず
しいては老いを重ねたり、
その障がいや病気をしてこその気持ちを
理解するのは至難だと思う。
向き合う(接し方、認めながら離れる、積極的な沈黙)努力や
一緒に寄り添い、依存のなかに自立を育む
ことができる専門家が介護福祉士だと。
資格は丸くしなあかん。
多くの音楽や芸能、文化を通じて
人と出会い
社会性を身に付けていくのは
いつの時代も同じで
人の成長には必要不可欠であると思う。
音楽や歌三線、スポーツ、趣味等がある人の人生は、
ない人の人生よりも豊かではあると思う。
今からでも初めてみましょ。
88歳のあるおばあちゃんと立ち話をしていた内容の
メモ書きとして。
にいじゅん
管理人