美しい音色を奏でる沖縄三線。
沖縄三線の楽譜は工工四(くんくんしー)といい、「合乙老四上中尺工五六七」と漢字で音を表します。この11音の勘所(弦を押さえる場所)を覚えるだけで、100曲以上の沖縄民謡・古典、歌謡曲を歌い奏でることができます。
「楽譜が読めない…」「楽器に触れたことがない…」といった方でも、歌い奏でることができます。
うた三線教室では少人数生のグループレッスンとし、一人ひとりの学習状況に応じて丁寧にご指導いたします。皆さんの生活に沖縄民謡が身近に感じられるよう、気軽にご参加ください。
自分の声質や表現に見合った三線
縁あって僕の手元に巡ってきた三線。思い入れもあるため、どれも大切に使っています。
これからも多くの人にこの三線の音色と歌声を届けてゆきたいと思います。
この三線があったからこそ、今の自分があります。
うた三線で大切にしているのは、それを通じての共生(ともいき)です。
人生の荒波の終末には純真無垢になる、つまり、年齢を重ねていくと子どもにかえると言われています。
日ごろの生活で、人は誰でも「善」と「悪」を持っています。この「悪」をなくすことはできなくても、小さくし、「善」を大きく大きく育てることができます。
それは、うた三線を通じて思いやりある人になる、ということです。
三線は沖縄の歴史には必要不可欠なものです。民謡を通じて元気になる。楽しくなる。幸せになる。これこそが、目指すべき、うた三線教室だと思います。
三線を始めたきっかけと関連して、僕は人生において感謝を述べたくても述べれない御二方がいます。お一方は幼少期にお世話になったお姉さん的存在で、東北の震災と津波で行方不明のコイズミミカさん。
そして、もう一方は沖縄でお逢いしたバスガイドさんです。今、僕が沖縄の文化や歴史を学び、芸能に関わるきっかけを与えてくださった方です。いつかお逢いして感謝を伝えたいです。
1990年代の終わり頃に初めての沖縄で感じたあの出来事は全てのはじまりでした。
バスガイドさんに惚れ(うたに聞き入り)沖縄民謡に興味関心を持ち、21歳から沖縄三線に触れ毎日8時間くらいの猛練習。
沖縄文化から得られた経験や出逢いは、今の僕にとっての財産です。
こちらの動画で説明しています。
照屋政雄先生からのメッセージです。
うた三線の道だけでなく、人が進むべく道としても常日頃から心がけて活動しています。
皆さんも、ご参考までに…
うた三線奏者の心得10カ条
心得よ
2011・7・13 照屋 政雄